SEIKOの船舶時計のその後・・・

定休日の水曜日、ミシン屋さんに行き革漉き機の刃と砥石を受け取ってきました。
それから東急ハンズに行き、手作り時計のキットを購入してきました。
この日は漉き機のメンテナンスと時計の改造を予定していましたが、まずはSEIKOの船舶時計から取りかかりました・・・・

今回は簡単に自作の掛け時計が作れるキットと時計針のセットを使いました。
クオーツ式のムーブメントと別売りの時計針で簡単に時計が作れるものです。
針自体はSEIKOの船舶時計のオリジナルの物を使いたいと思っていましたが、取り付け部分のシャフトと径が合わないだろうなと思っていました。
予想した通りキットのシャフトとオリジナルの針の取り付け部分はサイズが異なりました。

時計針のキットを分解して、シャフトに取り付ける穴部分のパーツを取り外してオリジナルの針に工夫して取り付けました。
購入した船舶時計には秒針は付いていませんでしたが、古い船舶時計をあちこち見てみますとたしかに赤い秒針が付いている物を多く見かけます。
それで時計針セットに付いていた秒針は着けてみました。(もちろん、その為に赤の針のセットを購入しておきました)

ちょっと大変な部分もありましたが、まぁイメージした感じに出来上がりました。
壁への取り付けには、少し錆びたマイナスネジを使っています。

R0011372

さてさてそれから・・・・
漉き機に取りかかりました。
私たちのような使い方ですと、砥石や丸刃の交換頻度は数年に一度がいいとこです。
何年かぶりで行いましたが意外と覚えているものです・・・
ついでに普段はなかなか手が届かない箇所の掃除やメンテナンスも行いました。

刃や砥石の位置が変わったこともあり、時間を掛けて刃の研ぎ直しを行いました。
今まで以上になかなかいい具合です。