Peter/ペーターの経年変化
ヌバック仕上げのエゾシカ革で作っているPeter/ペーター。
タンニン鞣しのうえにヌバック。そしてエゾシカ革・・・・・
水の影響はとても受けやすい革です。
もちろん、お客様にお渡しする時にはこういった革の特性をメリット・デメリットともにお話しさせていただいてそのうえでこの革の魅力を感じていただけるようにお渡ししています。
メインのバッグとして使い出して数ヶ月、途中もちろん雨にも打たれましたし最近は雪もちらほらの札幌で日々使っています。
思ったほど水染みもできず雪にあたっても染みにならずに使ってこられました。
しっくり馴染んでいい感じになっています。
けれどついに雨にどっぷり打たれる日が来てしまいました・・・・・
この12月16日〜17日。急速に発達した低気圧の影響で日本全国様々な影響出ている中、16日夜はここ札幌も雪〜雨の空模様。
湿った雪が降り積もり、一時は横殴りのみぞれ混じりの雨模様。
札幌は今のところさほどではありませんが、さまざまな被害が出ている地域もあります。お見舞い申し上げます。
お気をつけください。
私のPeter/ペーターもずぶ濡れになってしまいました。とっさの判断でバッグの背胴側を外に向けておきました。
見事に濡れてしっかりと雨染みが出来てしまいました・・・・
まぁ、これはこれで実は想定内(半分負け惜しみ・・・・)
使っていくと絶対に避けきれないこういった事態、自分でも経験してお客様へのアドバイスに活かすためのタイミングを待っていました。
どうすればこの状態からリカバーできるのか。
リカバー出来なくとも、この感じで使って行った先の変化をお伝えすることができることを楽しみにしています。