Date

2012年9月16日

Category

製作日誌

今年の新作万年筆ケース

大丸藤井セントラルさんで、 9月14日(金)~17日(月)の日程でセーラー万年筆ペンクリニック&カクテルインク実演販売が行なわれています。
ペンドクター長原幸夫氏とブレンダー石丸治氏がいらっしゃっています。
まだ、今日・明日と開催されていますからお時間のある方はぜひ!

さてさて昨日、長原さんと石丸さんを囲んで北ペン倶楽部の楽しい集まりがありました。
毎年、この時期に合わせて私は新作のペンケースを発表しています。
今年は先日のブログでチラ見せしたペンケースです。

今回製作分はブライドルレザーバージョン。
ブライドルのものは限定生産で受注製作は対応していません、ごめんなさい。
イタリア製タンニン鞣し牛革製は、店頭での受注製作に対応します。

今回はチョコとヘーゼルで製作しました。

大きさはおおよそ155 X 95 X 35程度

裏地はピッグスエード。
中を開けるとこのような感じ。

五本差しです。
 
 

それぞれのスペースにそこそこ太軸のものが収まります。
中央に収めてあるのはセーラーのキングプロフィット。
左右の端には、ペリカン スーベレーン M1000とモンブラン149。
そのあいだのスペースには、それらより少し細めのペンが収まりがいいと思います。
このスペースは仕切りが微妙にテンションがかかる構造にしてありますので、がたつきもあまり感じないかと思います。

今までは三本差しまでの展開でたくさんの本数が入るペンケースは、巻ペンケース だけでした。
今回五本差しにしたのには、本数をある程度入れたいという声があったことに加えて、もう一つの理由がありました。

この背側。
ポケットになっています。
ここにちょうど5 X 3の情報カードサイズの紙が入るのです。
 

ご覧頂いた方々からも、興味を持って頂けた様子。
長原さんは、ヘーゼルをお持ちになられました。
楽しんで使って下さいね。