Date

2007年9月22日

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未分類

Dolce Vita

開店早々、Dolce Vitaの中村さんが訪ねてきて下さいました。

R0015764

横浜でエキゾチックレザーを中心に革製品を作られている方です。
雑誌などで時折製品を拝見する機会がありましたがご本人にお会いするのは初めてです。

こちらの取引先にいらしたので、立ち寄って下さったとのこと。

実はこの日の朝、出勤途中に狸小路の7丁目で、とても気になる鞄を持った方とすれ違いました。
ヌメの口金の鞄で、パッと見で胴は底に向けて釣り込んである様に見えました。
錠前はイタリアあたりの物かもしくはそれを元に起こした型で、他の金具も真鍮か真鍮系のメッキを施してあるように見えました。
街中で声を掛けてその鞄はどこの鞄かを聞こうかと思ったのは数年ぶりでした。
追いかけて戻って声を掛けようかと思ったものの、目の前の信号がちょうど変わってしまった事もあり結局声は掛けずにお店に向ったのです。

開店準備をしていますと、お店の前に開店を待つように佇む人影がありました。
見てみますと、先ほどの鞄の主でした。
表に出てみますと、「Dolce Vitaの中村と言います」とご挨拶をして下さいました。

聞けば以前の三谷ビルの方に訪ねて下さり、一階の美容室で移転先を聞き、朝一番で来て下さった時にはまだシャッターが降りていたのでちょっと朝ご飯を食べに行って来ていたとのこと。さきほどすれ違ったのはそのタイミングだったようです。

店内にご案内させて頂き、色々とお話をさせて頂きました。

お持ちになっていた鞄を見せて頂き、営業用にお持ちのサンプルのお財布なども見せて頂きました。
こちらも店頭に置いてある製品を色々と見て頂き、お話をさせて頂きました。

作っている物のニュアンスは異なりますけれど、この仕事が好きでやっていらっしゃる事が本当に良く伝わり、楽しい時間を過ごせました。
年に一度くらいはこちらにも営業でいらっしゃるとのこと。
次回もまたゆっくりとお会い出来る事を楽しみにしています!