Date

2014年9月29日

精密繰り出しルーペの小巾着

先日のとある集まりの二次会でのこと。

ある筆記具の先端を拡大して見ようと言うことになりました(笑)

そこに集っている面々はいつもなら全員と言っていいほど拡大鏡や精密繰り出しルーペを持っているのですが、その日はなぜだか私しか持っていないという状況。

鞄からエゾシカ革の小さな巾着に入れたエッシェンバッハの繰り出しルーペを取り出しました。

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このルーペ、首から下げたりも出来るようエゾシカ革の紐で括ってあります。

さて、その入れていた小巾着。二年ほど使っていたので、いい具合に馴染んで手触りもとても気持ちいい。

ルーペで件のブツを拡大して見た後、結局小巾着はその場に居たとあるブツの研ぎの職人の方に持って行って頂くことに・・・・

 

自分の小巾着が無くなってしまったので、二代目を作りました。

今回は手元に黒桟革の端革があったのでちょっと贅沢して黒桟革バージョン

馴染むまで少し時間がかかりそうですが、なんだかとてもいい感じです。

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ちなみにルーペの外側はクリスペルカーフのワインで巻いてあります。

 

エッシェンバッハの繰り出しルーペが丁度入る大きさの小巾着は、製作した現品のみを販売をしています。

もちろんルーペ以外でも、お好きなものをお入れ下さい、

時折エゾシカ革など柔らかな風合いの革で作り、万年筆ケースのコーナーにちょこんと並んでいる時があります。

ご来店の際には、そんな隠れアイテムも探してみて下さい・・・・・