Date

2009年9月13日

クリスペルカーフの特注革:グリーン

ドイツのペリンガー社の社長と五月にミーティングの機会がありました。
その時にオーダーした革が出来上がり届きました。

ペリンガー社のクリスペルカーフ、染め方や仕上げ方に希望を伝えてオーダーしていたのです。
ペリンガー社のオリジナルのクリスペルカーフはもちろん素晴らしい革です。
けれど、我がままを聞いてもらえるとなると、やはりより自分好みの仕上げなどがあったりするものです。
希望を伝えてもらうと社長曰く、傷がつきやすくなったり銀割れの可能性などデメリットもおこり得ると。

私たちの物作りは小ロットですし、お客さまとは密に様々な説明をしてお求めて頂き、アフターケアもずっと行うスタイルです。
それぞれの革の、良い点・悪い点、好みが分かれるかもしれない点・・・・いろんなお話をさせて頂きながら、製品を提供させて頂いています。
デメリットも承知の上で、トライして頂きました。
かなりイメージに近く仕上がってきました。
予想されたデメリットも、問題の無い状態で仕上がっていると思います。
しっとりしたなかキリッと締まった良い革です。

R0012883

こればっかりは、実物を手に取ってご覧頂くしか伝える手だてがありません。
早く、仕立てたいです。
年内にでも、何か形に出来ればいいのですが・・・・

クリスペルカーフとともに、ドイツシュリンク(シュランケンカーフ)の新色も届きました。
デジカメ画像を持って来たのですが、色が全く再現されていなく、載せない方がマシと判断して載せません。
微妙な色合いのオリーブと茶系(?)です。