Date
2015年3月4日Category
素材蜜蝋
コバのミガキや、手縫いの際に糸にひいたり。
私たちは蜜蝋をよく使います。
あまりさらっとしたものより粘り気のある方が使いやすいように思います。
天然の蜜蝋そのままもいいのですが松ヤニや白蝋やあれやこれや、ブレンドして使うことの方が多いのです。
熱を加え煮溶かして色々と混ぜ、適当な器に入れて冷やして固めるわけです。
随分前ですがこんな状態の蜜蝋をいただいて作ったこともありました。
丸い金属製のお菓子の型で固めるとこんな感じ。
お菓子の型だと少し大きいなぁと、そして金属の型だと外すときに熱を加えて固着している全体をうっすらと溶かして外さないといけないのが気になっていました。
そこで思いついたのが製氷皿。
100均で製氷皿を探したら、シリコン製のとプラスチック製のがありました。
シリコン製が便利そうだなぁと思ったのですがハート形や星型なんかのちょっとかわいい系のものしか見当たらず、それでキューブ状のプラスチックの製氷皿を買ってきてやってみたのです。
ところが・・・・・
蝋は氷のようには外れてくれず、プラスチック製なので金属カップのように熱を加えることもできず、湯煎では蝋が溶けるほどには温められず・・・・
結局、製氷皿を壊して一つずつ外さねばいけなくなりました・・・・
あぁやはりシリコン製の製氷皿にすればよかった。
という話を随分前ですが教室でしましたら、生徒さんの一人がノベルティーでもらったこんな製氷皿をくれました。
カップヌードルの製氷皿。
今回はそれを使って固めてみました。
こぼしてしまいバリのように固まった部分もさらっととれます。
肝心の部分も容易に外すことができました。
うーん、カップヌードルです。
こんなにきれいに型取り出来るのなら、ちゃんと深さ目一杯注いで固めればよかったなと少し後悔(笑)
作るのも外すのも、そして使うのもちょっと楽しい気分です。