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2008年3月21日

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長文堂の鉄瓶

D&DEPARTMENT PROJECT SAPPORO by 3KGさんで、「NIPPON VISION展」が開催されています。
3/18から始まり3/30までの開催です。

今日3/20の14:00からは山形鋳物の長文堂の長谷川光昭さんがスライドで鋳物の工程を説明し、砂型から出す場面を実演で見せて下さるイベントがありました。

実は今日はD&Dさんでも取り扱いのあるイスの購入を考えていて、その何度目かの下見で午後一くらいにD&Dさんを訪れました。
けれどNIPPON VISION展札幌が開催されていて(開催は知ってはいましたが)一番惹き付けられたのがこの鉄瓶でした。
piroと二人じっと見ていましたら、長文堂の長谷川さんが声を掛けて下さいました。
お話を聞いていましたら、D&DのUさんがご紹介下さりました。

随分以前に鉄瓶を何年か使っていたのですがダメにしてしまい、けれどまたいつかちゃんと使いたいなと思っていました。
ここ二三年その思いが強くなってきていて、物産展や職人展、専門店など時折見たりウエッブでリサーチしたりしていましたが、なかなかコレは!と思えずにいたのです。
今日は鉄瓶など全く買うつもりは無かったのですがたまたま訪れたD&Dさんで出会いがありました・・・・

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展示されていた幾つかの型や大きさ。
その中で、大きさを別にしてなんとなく惹かれる形がpiroと共通の物がありました。
それらを見ていますと長谷川さんからの大きさのアドバイスがありました。
蓋のツマミのかたちに私たちの興味が向き、茄子の形のものに惹かれていましたら、希望の大きさのものの茄子のツマミの物も一点あるとのこと。
実演のイベントの直前だったのに、わざわざ荷物を探しに行き用意して下さいました。

 

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物って出会いも大事だと思っています。
量産品・工業製品の場合は、スペックや最安価格とか検討して買うことが多い私たちです。
それ以前に、本当に自分たちの暮らしに必要かどうかのふるいにまずはかけられますし。
けれどこういった、作っている人が見えたり感じる事が出来る物は出会いがとても大切だと思っています。

購入してすぐにイベントの時間となり実演やスライドでの説明を拝見しました。
とても興味深く拝見しましたし、作ることの厳しさをとても感じることが出来ました。
同時に、とても誇りを持ち楽しんで大事に向き合っていらっしゃる事がよく伝わりました。

使いだすのは少し先になりますが、大事に、けれど毎日の楽しみに使いたいと思っています。