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2015年7月1日Category
古い革製品第12回北海道アンティーク骨董ジャンボリー
北海道アンティーク骨董ジャンボリーにちらっと立ち寄ってきました。今日までの開催でしたのでギリギリでした。
今回もちょっと面白い革の物を見つけて連れ帰ってきました。
まずは革の巻尺
シボって立体成型して拝み合わせでの仕立て。
革は豚革でいい雰囲気。
続いて、丸いケースを二個
去年カラ入れをいただいた小樽の骨董屋さん。
旧家から出たという立派な机と棚が並んでいて、そこに一緒にあった物とのこと。
大きさの小さい方はカラ入れのようなそうでは無いような・・・・・・アクセサリー入れかなにかだったのでしょうか。
色使いがキュート
蓋の裏には・・・・
ん・・・・・・?
何かチェーンや紐状のものを巻き留めるのでしょうか。ちょっと用途がわかりません。
大きな方は、これはカラ入れでしょう。
蓋を開けると中央にはカフスボタンとかを入れる小箱がセットされています。
一個だけ入っていたのは・・・ラペルピンか何かなのかなぁ。ちょっとこちらも不明。
ほかのお店で今回は小物も点か。
箱の中にお財布や小物入れっぽい革小物がまとめてごちゃごちゃっと入っていたところを掘り起こし、気になるものを3つほどいただいてきました。
四角いがま口は革は鹿革かなぁと思われます。
そして中には「日本盛」の箔押し。
酒屋さんの販促グッズだったのでしょうか。
そしてこちら。
こちらはタバコ入れです。
よく見るとなにやら焼印が・・・・・
「北の誉」と読めます。
そしてその下には「丸の中にヨ」の屋号。並ぶ文字をどうにか読み取ると「西尾」ともう一文字が読めない・・・
なにか聞いたことがあるような・・・・。記憶を辿って「!、きっとそうだな」と思いググってみました。
丸ヨ西尾、セイコーマートを産んだ北海道の食品・酒卸しですね。
北の誉は今は合同酒精ですが元々は丸ヨ西尾商店が持っていたのです。
こちらもやはり、販促グッズだったのでしょうね。
もう一つ、小物を。
縫い返しのタイプの小銭入れ。
同じような作りのものは今でも作られているものを時折見かけます。
こちらは丁寧に、小銭の出し入れの口を折り込んでステッチをかけて仕上げてあります。
先のタバコ入れもそうですが、なるほどなぁと思う丁寧な仕立てが施されています。
勉強になりました。活かしていかなきゃなぁ。