Date

2014年4月23日

エゾシカの生ハム

エゾシカのことでこの数年交流のあるqeasyエゾシカフェさん
お店にはまだうかがう機会に恵まれないのですが彼は時折訪ねて来てくれます。
いつもは主にエゾシカ革のことで情報交換をさせていただいています。

そんなエゾシカフェさんがこんなプロジェクトを立ち上げました。(現在はパトロンの募集は終了しています)

エゾシカ肉でおいしい生ハムを作っちゃおう!というプロジェクトです。
シカも、妥協せず最高級の生ハムづくりを目指そうというのですから微力ながら協力させて頂こうとパトロンの一人になりました。

そして先日、出来上がった生ハムが届きました。

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すぐに食べたい気持ちをぐっとこらえて、定休日の夜にゆっくり楽しみましょということで冷凍庫へ。

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先日の定休日の夜、いただきました。
まずはそのまま・・・・・ということで

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パッケージから出すときもそうだったのですが、薄くスライスされた生ハムがくっついてきれいに出せず・・・・・写真映りが良く無くって申し訳ない。
(半解凍状態だときれいに剥がせたようです)
あっさりとしているけれど味わい深く美味しい生ハムに仕上がっています。
豚の生ハムと異なり、赤身の肉の感じが良く感じられると言えばいいでしょうか。

薄さもありくっつくので、ちょうどその日に少し良いオリーブオイルを開けたのでちょっとかけて黒胡椒もはらりと。

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付属していたレシピのおすすめにグリーンアスパラを巻いて・・・というのがあったのでHUGマートで道産のアスパラを入手しておき早速チャレンジ。

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画像無しですがやはりお勧めレシピのイチゴと合わせてみたりもして楽しみました。

おいしかったなぁ。
もう1パックあるのでつぎはどう楽しもうかな・・・・

今回qeasyさんはCAMPFIREというクラウドファンディングを利用されました。
届いた生ハムに入っていたレポートにも書かれていましたが、今回のような手間をかけた生ハムは価格が高くなり過ぎ通常の製造・販売方法では成立しないのも現実でしょう。
そのため、今後継続して販売する目処は今のところたっていないとのこと。
この現実が、「エゾシカ肉」(ひいてはエゾシカ皮・革)の現実でもあると思うのです。

ただ、こういった地道な活動がエゾシカのいろんなことの認知と理解につながっていくんだと思っています。

実際今回の生ハム、金額換算したらけっこうな価格です。
パトロンになったのは私のお小遣い(笑)からの捻出ですが、家計費からだと躊躇する額だよなぁと思います。
でもこれがもう少しリーズナブルな価格で実現すれば、おいしい食材でちょっとしたギフトなんかにも使えて楽しいだろうなと考えたりしています・・・・