Date

2015年9月17日

Category

エゾシカ革

森の鹿美 展

昨日は久々に休みをとり、見に行きたかった展示などに行ってきました。(気がつくと一ヶ月以上休みなしでした・・・・)

一つは「夷酋列像 蝦夷地イメージをめぐる人・物・世界」展

緻密で美しく興味深い蠣崎波響の絵。ちょっと調べてみたいことや参考にしたいこともあり観に行ってよかった:)

 

そしてもう一つは森の鹿美展

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数年前、エゾシカ皮の有効活用のことで相談を受けお話をさせていただいたことのあるドリームヒル・トムラウシさん。

鹿肉の加工販売を主にされていらっしゃいますが肉以外にも角・皮革等の資源活用も手がけられています。

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今回、2015.9.16~2015.9.21の会期で「森の鹿美展」と題して角付頭骨、毛皮、革、角などの展示会を開かれているのです。

会場:新さっぽろギャラリー

札幌市厚別区厚別中央2条5丁目6-3 デュオ2 5階

AM10:00~PM7:00 入場無料

 

以下、案内文から。

森の鹿美展 開催ご案内

エゾシカ Ezo Deer
森の鹿美(かみ)

HUG DEERS HILL

森で見かけるその姿は美しく精悍で神秘的な姿である。
エゾシカは日本最大の草食動物、そのエゾシカが農林業被害を
引き起こし問題になっている。
私たちはエゾシカの保護管理と被害防止、天然資源の活用、
それらが効果的に組み合わされて実現する『森とエゾシカと人の共生』を求めて、
鹿肉・角・皮革等の資源活用を推進しています。

その資源活用の一環として、この度新札幌ギャラリーにて
SKULL(角付頭蓋骨)、毛皮、レザー、角等の展示会を開きます。

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革に関しては最近では依頼がある時に原皮の提供をするという感じの様子ですが、ストックしてある鞣し上がったエゾシカ革も展示販売されていました。

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この革、よく見ると端の方に不思議な穴が空いています。

実はこれ、とても重要な過程を経て出来た穴なのです。

長くなるのでその話はまた次回に・・・・

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21日までの会期、お時間のある方はどうぞ。

20日・21日のAM10:00~PM5:00にはエゾシカ革を使ってポケットティッシュカバーを作るワークショップを行っています。