Date

2009年7月16日

Category

雑貨
食い道楽

鉄鍋うどん 詩仙洞

今日のお昼は近所にある「鉄鍋うどん 詩仙洞」さん(南3条西9丁目)に行ってきました。
以前から気になっていて行ってみたいと思いながらも、ネットでちょいと調べるとなんとも不思議なお店の様子。
実はビビリの私たちにはなかなか思い切って行ってみる事が出来ずにいたのです・・・・

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先日の事。
なんとも素敵と言うかカッコいい女性がお店に入ってきました。
けっこうなお年のよう(ご本人曰く七十過ぎとのこと)ですが、バンダナでまとめた白髪にすっと伸びた背筋。
きりっとした所作・・・・

一緒に居た方が、近所のうどん屋さんだよと教えて下さいました。
前から気になっていたので近々お昼ご飯にうかがいますと話しをしました。

そして今日、行ってきました。
「こんにちは」とお店に入ると「だれだ?」と調理場の暖簾の奥から声が・・・・
「八丁目の鞄屋です。このあいだ立ち寄って頂いた・・・・」と言うと、にっこり笑いながら顔を出し「そこに適当にあがって待ってて」と言われました。
今日は天気も悪くお客さんは少なかった様子で、おしぼりを出してくれたりお水のピッチャーを持って来てくれたりもしましたが、普段はは完全にセルフサービスのようです。

通常はお店に入ると自分でおしぼりを出し、お水を用意し、鉄鍋を受けるお皿やお椀を用意して待ちます。
しばらく待つと注文せずとも鉄鍋うどんを持って来てくれます。
このお店、メニューは無く鉄鍋うどんのみのお店なのです。
白いごはんや生卵もあるのですが、それもセルフで自分で勝手にいただきます。
食後にはコーヒーを勝手に入れて飲んでいくよう勧められます。

肝心なうどんの写真を撮り忘れてしまいましたが、熱々の鉄鍋に野菜やキノコがたっぷりと入ったうどんでした。
おいしくやさしい味です。
piroより私の方が少し濃いめの味にしてくれている様子。一人一人の様子を判断して、味付けや具材を調整してだしてくれるのです。

帰りがけお勘定の時がまた驚きです。
入り口近くのウサギの置物に百円玉がたくさん置いてあります。
お昼は800円だそうで、自分で勝手に(?)その置物にお代を置いて行くのですが、お釣りが必要な時は横に千円札を置き自分でお釣りの百円玉を二枚とっていく・・・そういった感じなのです。

なんとも不思議で居心地の良いお店でした。
定休日のお昼のローテーションが一つ増えました。