Date

2021年3月3日

十二国記シリーズ

コロナ禍で没頭して読んでしまった、小野不由美さん作。十二国記シリーズ。

 

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2019年に12年ぶりに続編が出版され、話題になっていたのは知っていたのですが、ちょうど、店の20周年の真っ只中だった事もあり、コロナ禍の2020年にようやく読み始めることができました。

 

この緻密で、壮大なジャパニーズファンタジーの世界観にどっぷり魅了されてしまいました。
登場人物や、国名、地名の漢字が難しく、設定が日本というより古代の中国の様な世界観なので、慣れるまでは(慣れるのか?)少々時間はかかるかも知れませが、そんな事をやすやす飛び越えるかのストーリー展開に、ぐいぐい引き込まれていきます。
登場人物と国の相関図を自分のノートに書き込みながら読破しました。
シリーズを読み切った!という、もの凄い達成感があります。
でも、この先も、もっと読んでいたい!と思わせてくれる本です。

 

ただ、自分は出版順の「魔性の子」から読んでしまったのですが、これだけが、ホラー小説で、あまり予備知識も無く読み始めた為、えっ、こんな怖い話だったの⁈と愕然としてしまったので、これから読む方は「魔性の子」はシリーズ後半に読むのをおすすめします。

 

推しは、陽子と、泰麒。あと、楽俊。

 

本当に凄いんです。小野不由美さんの頭の中はどうなっているのでしょうか?

 

コロナ禍での現実世界から、良い意味で逃避でき、沈みがちな気持を和らげてもらうことが出来て、私にとっては救いのような本でした。

何かおすすめの本があれば、私にこっそり教えてくださーい。